干し芋作り。茨城県産の旭甘十郎サツマイモを使って。
甘くて、ねっとりというか、しっとりというか、とにかく美味しく出来上がった。
夫がお小遣いを使い、茨城県産の旭甘十郎サツマイモを取り寄せた。
干し芋作りには、まず芋を柔らかくするのに、茹でるのと蒸かす方法がある。今回は、さつま芋の栄養分が多く残る蒸かす方法で1時間半蒸かした。皮をむいた芋は、柔らかくてとても切りにくかった。包丁にもくっついてしまう。でもそれって、糖分が高く甘いってことよね?
100均で購入したセーター干しの上にのせ、二日半干した。朝夕芋をひっくり返すとき、ネットにくっついて剥がしにくい。注意をはらい丁寧にひっくりかえす。
晴れの日が続き、予定通り二日半の外干し乾燥で出来上がり。糖分がぎゅーと詰まって、甘くて美味しくなったはす!
出来上がって計量したら、出来上がり前より半分の重さになっていた。半分の水分が芋から抜けた事になる。その分栄養が凝縮され、「ふかし芋」「焼き芋」と比べて、たんぱく質・植物繊維・ビタミンB1・ビタミンC・カリウム・カルシュウム・マグネシウム・リンが多いらしい。手間をかけた分、栄養も味も良くなるということだ。
オーブントースターに入れて、3分ほど焼く。干し芋の表面が少しぷーと膨れ、しばらくすると干し芋の回りが少し焦げ始める。そろそろ焼き上がり。オーブントースターを開けるとこれぞ干し芋という少し焦げた甘い香りが漂う。
ほうじ茶と一緒にできたての干し芋、どうぞ召し上がれ!
今回は、大量に出来上がったので、ジプロックに平らに並べ入れ、冷凍保存。しばらくは、美味しく食べれそう。
さつま芋の品種やさつま芋の切り方を替えたり、干す日数時間を調節したり、まだまだ私の干し芋作り研究は、楽しく続きそう。
干し芋は、自分で作った方が、経済的でだんぜん美味しく出来上がると思う。冬場2時間(作業時間)、時間に余裕ある時、お試しあれ。