一通りの手芸道具が入る、持ち歩き出来るソーイングボックスが欲しかった。なかなか思った形の物がみつからない。やっぱり作らなとダメかな?
昔作ったソーイングボックス。制作時間は、半年ぐらいかかった。
手芸道具がたくさん入る、そして持ち歩けるソーイングボックスを探すこと数年。やっぱりどこの手芸店でも欲しいソーイングボックスはみつからず、仕方なく作った。
作ったのは、だいぶ昔。その頃は、週に数日仕事に出ていたので、毎日少しづつチクチク全て手縫いで作った。設計図を作り、それに合うデザインを考える。それが出来たら、時間をみつけては、布探しで手芸店回り。
こだわったのは、とにかく一通りの手芸道具が入り、持ち歩けること。糸、糸通し、針刺し、指ぬき、メジャー、ハサミ、糸切などなど。
手芸道具には、細かい物もある。それらを入れられる、チャック付きポケット。このポケットは、ふたの部分に作った。危ない物もあり、落ちないよう収納出来、安心!
そして、もうひと工夫。ふたの部分が開き、リッパーや目打ち、ゴム通し、毛糸針など収容し、外に出ない工夫をした。
中はこれで完璧、たくさんの手芸道具が入り、とても便利。ソーイングボックスじたいはとても軽く、重さは中の手芸道具のみ。
アップリケ キルトは、ソーイングボックスの上部と側面。庭に咲く季節の草花をデザインして、全体に配置した。クローバー、すみれ、苺など。
とても、小さなパーツを切ってかがって貼っていく。一部茎や花芯、根は刺繍をした。クローバーの葉っぱを一枚四葉にしたり、所々自分だけがわかる遊びもしてみた。アップリケ キルトが終わったら、組み立てていく、ファスナーもつけて出来上がり。
時間をかけてこだわって作った、ソーイングボックス。孫の七五三、娘の結婚式などちょっと手芸道具を持っていきたい時に便利。このソーイングボックスは、一生近くに置いて使い続けると思う。