今日のランチは、ガレット

今日は、ガレットを作ってみた。

グルテンフリーのそば粉で作るガレット、

胃にもたれず、お洒落でいい!

フランスのブルターニュのレストランで・・・とはいかないけど

どうぞ召し上がれ

 




40年前に実家で「週刊朝日百科『世界のたべもの』」と言う読みものを取っていた。毎号知らない国の食文化を丁寧に紹介してあり、最後のページに必ず一種類だけ料理のレシピが載っていた。食いしん坊の私は、簡単な料理を作っては、食べていた。ガレットもそのレシピで知った。

 

ガレットについて

「ガレット」とは、フランス・ブルターニュ地方発祥の食べ物である。フランス語の「ガレ(galet)」には「小石」という意味があり、それが派生して丸く平たい料理やパンケーキなどを総称して「ガレット」と呼ぶようになった。日本では特にそば粉生地を薄く焼いたブルターニュ風ガレットを指すことが多い。

 

もともと、ブルターニュ地方は雨が多く日照時間が短い痩せた土地で小麦には、向いていない土地であった。中国原産のソバがイスラエル諸国を経由して十字軍の持参により植えられ、貧しい農民や労働者は、近代初期までソバを利用したポリッジやガレットを主食とした。お好みの具をのせて食べるガレットは、ブルターニュ地方の郷土料理となった。

では、ガレットを焼こう。

材料

ガレットの生地材料(2枚分)
そば粉  100g
塩  2g
水  180~200㏄(3回に分けて入れる)
ガレットの中の具材(2枚分)
卵 2個
とろけるチーズ  適量
スモークサーモン 4枚
バター  適量
☆ ガレットの中身は、ベーコンでもツナでも好きな物をどうぞ。

レシピ

ガレット生地の下準備
1.ボールに、そば粉・塩と水100ccを入れ、泡だて器で粘りが出るまで、混ぜる。
2.混ぜ終わったら、生地の上に水20ccを入れ、ラップをかぶせ一晩冷蔵庫で寝かす。(時間がなければ数時間寝かせるだけでも出来るが、寝かせた方が生地がなめらか)
3.焼く前に、水60~80ccを入れ、よく混ぜる。これで生地の出来上がり。
ガレットを焼く
弱火から中火でクレープパン(大きめのフライパンでも可)に適量のバターを溶かし、焦がさない様にクレープパン全体にバターの油を回す。そこにそば粉の生地をパン全体に回し広げる。真ん中に卵を割る。卵に塩・コショウを軽くし、卵のきみの回りにチーズを置きその上にスモークサーモンを置く。置いたところで火を少し強くし、少し焦げ目をつける。(4~5分)
焦げ目がついてきたら、正方形に4辺を折る。それをお皿に置けば出来上がり。
夫は、「少し火の入った目玉焼き」との注文で、先に焼いておいた目玉焼きをガレットの真ん中に置いた。

 

今回は、ズッキーニのオリーブオイルのソティーとプチトマトと庭で取れたルッコラを添えた。スープは、冷蔵庫の野菜室のお掃除を兼ねて、残っていたキャベツ・人参・エノキダケ・玉ねぎ、それとベーコンとブイヨンで作った。

 

今までは、フライパンで作っていたが、カードのポイントで安いよさげなクレープパンをゲット。フッ素加工になっていて、使い勝手良し! 本当は、staub(ストーブ)のクレープパンが欲しかったが、値段で断念。

そば粉 100g 120円 ・塩 5円・卵 2個 40円・チーズ 40円  ・スモークサーモン 200円・プチトマト 40円・ズッキーニ 100円 ・スープの野菜 約100円  合計645円 一人分 323円